ちきんの世界一周体験記

英語もできない、方向音痴が25歳の時、船旅での世界一周。

初旅行は初1人旅、初海外

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こんにちは、ちきんです。

今回は初心に帰りまして、海外に興味を持ったきっかけでも書きたいと思います。

 

学生時代は本当に英語が苦手でした。

授業の意味が分からない、日本にいれば英語なんて使う機会が無いんじゃないか、という典型的なものでしたね(笑)

今も短期留学に行った割にはできませんが…。

それなのに海外旅行にハマり、留学にも行くなんて…あの頃の私は一切考えもしなかったことでしょう…。

 

さて、転機が訪れたのは大学時代。

留学生が多かった!

友人に誘われて留学生のウェルカムパーティーに呼ばれたことが第一歩でしたね。

 

私自身は英語が苦手でも、日本語ペラペラな留学生のおかげで異文化交流を楽しめました。

日常の何気ない文化や食事が留学生にとっては珍しく、それを通して日本の文化、相手の文化を知っていくのがとても楽しかった!

 

こういった経緯で海外に対して興味を持ち始めました。

 

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多くの国からの留学生がいた中で、特に韓国の子と仲良しになりましたが、その子の留学期間が終了し、韓国に帰ることに…。

せっかくだから私も韓国に行きたい‼︎と思い、約束をし、旅だったのが私にとっての初旅行。

それまでも友人と旅行に行くことなんて経験もなく、初旅行で初1人旅。しかも初海外。

 

韓国では無事に友人と再会し、ソウル市内を案内してくれました。

観光地を巡り、韓国のソウルフードを食し、着付け体験もでき、友人のおかげで初めての海外でも満喫できました。

着付け体験でちょっとした事件が起こったのですが、それはまた今度…。

 

2日間あった自由行動の内、初日は韓国の友人と巡ったのですが…

2日目、昨日同じ食事をしていたはずなのに、友人が食べ物で腹痛‼との電話が💦

韓国の友人と一緒に観光することはできなくなった代わりに、タイミングよく同じ大学に通うドイツとタイの留学生も韓国旅行に来ているとこのことで、合流して一緒に観光することに。

 今考えると凄い組み合わせ👀

 

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これが私にとっての初海外旅行でしたが、土地も食べ物も人との出会いも含め、国内旅行とは違う、冒険心がくすぐられる海外旅行に魅了されました。

 

その頃には大学の留学生と交流する他、ペンパルサイトで知り合った世界中の方々とメールでやり取りをしていたので、他の国に対する興味も湧いてきて、大学を卒業する頃には「いつか世界一周をしてみたい」と思うようになりました。

 

その想いが募り、世界一周を遂げたのは大学を卒業し、新卒で入社した会社に勤めて数年後。

旅行雑誌を毎晩見ることが日課となっておりましたが、全く飽きる事はなく、世界一周体験者の記事を見ては憧れておりました。

…そして色々なタイミングが重なり、ピースボートに乗船することを決めました。

 

皆さんが旅行に興味を持ったきっかけは何ですか?

勿論、旅行じゃなくても良いです👍

人生の棚卸し、という意味で原点を振り返ってみるのも良いのではないでしょうか。

 

私は海外への興味を振り返ると…本当、人生って何があるか分かりませんね。

昔は全く興味がないことでも、ちょっとしたきっかけからのめり込むこともあるんですから。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました‼︎

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本当の転職活動とは

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こんにちは、ちきんです。

 

今年初めに語学留学に旅立ち、次はワーキングホリデーに行こう!と意気込んでいた私ですが…コロナァ…。

年齢的にもギリギリなので、世界一周、語学留学…と来て最後の憧れを叶えよう‼という想いも虚しく国内にいます。

 

まぁ、そのお陰で職業訓練に通えましたし、自分を見直す機会にもなったかな?とは感じます。

 

ということで現在、初めての転職活動を行っております。

毎日の求人情報のチェックや複数の転職エージェントさんとのやり取り、自己分析からの履歴書や職務経歴書の作成、企業研究…等々。

 

思った以上に大変ですね😓

やり方がヘタクソなだけかもしれませんが…。

 

でも、留学を決意して退職したことに後悔はしておりません‼︎

職場の方々からもエールをいただきましたし‼︎

 

そんな訳で、日々履歴書や職務経歴書等を書いていると、どうも私の文章力を司る脳みその部分🧠がパンクするようでして…

ブログをなかなか書けないでおりました💧

 

という言い訳です💦

 

 

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今年は留学や職業訓練校、転職活動で終わりそうです…。

そしてつい先日、転職活動中の私にショックな出来事がありまして…

「転職エージェントを使った活動は正確には就職活動とは言わない」と、とあるキャリアコンサルタントの方から言われました。

 

マジか〜💦私のこれまでの数ヶ月は一体何だったんだ😫

と少なからずショックを受け、再び本当の就職活動を始めました。

 

世の中の転職活動を成功されている方々って本当に凄い‼✨と思いながら日々を過ごしております。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回、更新できる時は何かしら進展していると良いな…。

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"生きづらさ"の本を見かけますね

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こんにちは、ちきんです。

 

時間があれば本屋さんでふらふらするのが好きな私。

よく行く本屋さんで、最近本のタイトルに"生きづらさ"を謳ったものが多い気がしました。

新書コーナーやお客さんが目にしやすい、出入り口に平積みで陳列されているのを見ると需要がある…と言いますか、多くの人が悩んでいる事なんだな…と思います。

  

生きづらさについては以前もちらりと書きました👇

chicken-no-tabi.hatenablog.com

 

 

身近にいるあの子も

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さて、過去記事と重複する部分もありますが、私が"生きづらさ"の単語を知ったのはピースボートにて。

LGBTsや自閉症といったテーマを扱った講演会の時。

 

何回か予定されていた講演会が残り数回という日程になって、生きづらさを感じていた乗客とスタッフさんが数名ずつ登壇し、対談するという企画がありました。

念の為断わると、有志での登壇です。

 

乗船初日から仲良くしてくれた子や部屋が近い子、寄港地を一緒に歩いてくれた子が登壇。

最初ステージに出てきた時は「あれ?〇〇ちゃんだ!」と驚き、なぜ出てきたかも分かりませんでした。

 

そして、身近にいた子たちのカミングアウトにて、"生きづらさ"は案外すぐ近くに潜み、本人は隠していて気付かないものだなと知った瞬間でした。

 

 

悪意は無くても…

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その対談も終盤に差し掛かり、感想や質疑応答の時間。

「ごめんね」と謝る姿。

 

当初LGBTsの該当者とは知らず、好みの異性について聞いてしまった、とのこと。

確かに同年代の子が集まるとそういう話題は出やすいと思います。

私の部屋でもその手の話題はのぼりましたし。

 

そういった自然の流れで、相手とのコミュニケーションを取ろうとした結果、傷つけてしまったかもしれないと思ったようでした。

 

でも、確かにそういうことなんですよね。

気付いて謝れたその子も凄いと思います。

 

 

講演会終了後

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終わった直後、船内を歩いていると登壇していた友人とバッタリ。

講演会でその悩みを聞き、感想を伝えると詳しい話をしてくれました。

 

ピースボートの乗客のほとんどが社会人。

その子も働いていく中で、その生きづらさと向き合い、強みや弱みを活かしている姿にいつか、私もそんな方々の役に立ちたい、と思うようになりました。

 

そして何となくですが、講演会が終わり、今までの悩みを打ち明けたことで、スッキリした様な顔をしていたのを覚えております。

 

 

おわりに

カミングアウトを聞く側としての心構えも講演会で学びました。

今まで話したことのない話を他人に言うのはとても勇気がいることです。

 

最後までしっかりと話を聞いて、まずは「話してくれてありがとう」

この一言。

そして「他に知っている人は?」「どうして話してくれたの?」困っている可能性があるのでこの言葉で聞いてみる。

 

 

世の中には色んな生きづらさがあると思います。

日常では悩みを抱え込んでいた方々が、ピースボートでの企画を通して話してみよう、という気持ちになったのは複数回の講演会から生きづらさについて知り、受け入れる態勢や雰囲気があったことも要因の一つではないかと考えます。

そこはピースボートの良い所です。

 

やっぱり、"知る"って大事ですよね。

冒頭でも生きづらさについてのタイトルが多い、と触れましたが、書籍やSNSから多くの人が知り、生きづらさについて悩んでいる方が普通に受け入れられる世の中になりますように。

 

前回の記事から間が空いてしまいましたが、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました‼︎

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寄港地パナマ編 ~大自然のガトゥン湖ボート遊覧とツアー~

こんにちは、ちきんです。

 

再びパナマ クリストバルについて。

前回では主にパナマ運河を陸と海から見たよ!という内容でした。

chicken-no-tabi.hatenablog.com

 

そしてパナマは世界一周中の寄港地の中でも危険度ワースト1👀とも触れました。

その為、ほとんどの乗客はオプショナルツアーに申し込み、パナマを観光

今回はツアーでの体験談。

 

 

ガトゥン湖ボート遊覧

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パナマ運河はガトゥン湖の水を利用している運河です。

そのガトゥン湖をボート遊覧。

 

約1時間位だったかな?

酔うことも無く、楽しめました。 

 

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雄大な湖のほとりに小屋?みたいな建物と動物も。

 

 

野生の動物たち

自然豊かなガトゥン湖をボートで遊覧していると、どこからか動物の声が聞こえてきたり、岸の熱帯雨林のような場所でガサガサッと揺れるのが分かります。

 

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ガトゥン湖に響き渡る鳥の声は…

分かり辛い💦

深い青緑色の鳥が2羽、木の蔓に止まっています。

 

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ガサガサッと木が揺れる正体は… そう!野生のサル‼

ガイドさん曰く、私たちがボート遊覧している間に何種類かのサルがいたそうですが、発見できず💦

でも野生のサルを見たのは初めてだったので、まさかそれがパナマになるとは…。 

 

動物の気配はするものの、見つけにくいので望遠付きのカメラか双眼鏡があると便利ですよ👍 

 

 

その他のオプショナルツアー

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現地の方と交流するツアーも人気!

特に民芸品を一緒に作るツアーは女性に人気だった気がします。

 

写真はお店に売っていたものですが、そのツアーに参加した友人たちはこういった柄の民芸品を作ってました。 

 

 

港のショッピングモール

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港近くのショッピングモール。

写真はほんの一部です。

かなり広く、地元の方々も日用品を買うなど、賑わっておりました。

 

地元客が集まるばかりでなく、港近くということもあって観光客向けにお土産店もズラリと立ち並びます。

街に繰り出さなくても、大体のパナマ土産はここで揃います♪
 

ただ、当初から治安が不安だったこともあり、暗くなると少し怖い。

またショッピングモールから少し外れただけでスラム街のような路地に入ってしまいます。

暗くなる前に帰りましょう…。

 

 

おわりに

私の参加したツアーは年齢層的にシニアの方やお子さん連れの方が多かった!

若い方は現地の方との民芸品作りやキャノピー体験といった、アクティブ系のものに参加されていた気がします。

 

今までパナマは危ないからツアーに参加してね!と言ってきましたが、乗客の中にはツアーに参加せず、集団でパナマ観光へ行く方々も中にはおりました。

その後、特に「強盗に遭った」等は聞かなかったので無事だったハズですが、集団であっても安全第一で旅行を楽しんで下さい。

  

それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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寄港地パナマ編 ~治安はアレだけれども…船ならではのパナマ運河通過!~

こんにちは、ちきんです。

 

船旅も終盤に差し掛かり、ついに大西洋から太平洋へ。

ココを抜けるのにはパナマは欠かせません。 

ということで、今回はパナマ クリストバル

 

 

世界一周中、危険度MAX

さて、ここパナマピースボートで世界一周中に訪れる寄港地の中でも危険度ワースト1‼

 

旅行前に貰えるオプショナルツアーの冊子には寄港地毎に危険度の指標が示されている為、オプショナルツアーを申し込むかどうかの判断材料にもなります。

つまり危険度MAXのパナマでは申し込んだ方が良い、ということですね。

 

オプショナルツアーについての過去記事はこちらから ↓

chicken-no-tabi.hatenablog.com

 

"昼間でもスリや強盗などの被害が多発しているため、自由行動はお勧めできません。"

の記載。恐いわッ。

 

個人的に怖かった、某東南アジアの港町でも危険度は☆1。

※最高が☆3でMAX。

パナマ…どんだけだよ…。

 

じゃあ何で寄港地として設定しているのか?と疑問に思いましたが…

船自体がパナマと縁があったり、燃料補給や純粋に大西洋から太平洋に抜けるにはパナマ運河の通航が不可欠、ということだと勝手に推測しております。

 

 

陸から見たパナマ運河

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アグア・クララ・ビジターセンターから見たパナマ運河になります。

正確にはパナマ運河自体はもっと長いので、これは運河の一部で"水門"と言った方が正しいでしょう。

 

写真右奥の海に向かって、段になっているのが分かりますか?

この段の水位を調整しながら、大西洋(カリブ海)⇔太平洋間を移動できるんですね。

運が良ければ通過する船も見ることができますよ!

 

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敷地内のロゴ(?)。

めちゃくちゃ自然豊か‼

海外の観光スポットってこういうの多いですよね?
 

 

船から見たパナマ運河

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いよいよ我らがピースボートも水門を通過!

 

写真はピースボートの後方から撮ったものです。

船が何隻か順番待ちしているのと、スタンバイしている船の高さが違うのがお分かりでしょうか?

水位を調整してピースボートと同じ水位になったら水門が開き、GO💨

 

 

おわりに

陸と船からの両方でパナマ運河を見学できたのはとても良い経験だったと思います。

 

ただ、治安に関しては気を付けて頂きたいです。

あくまで船で聞いた話ですが、例えば時計やブレスレットは物を盗られるのではなく、手首ごと切って盗られる‼という物騒な話もありました😱

噂が蔓延しているピースボートですので真相は何とも言えませんが、用心に越したことはありません💦

 

何だか、怖い話で終わりましたが 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

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転職活動 気になる来年の運勢は?

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こんにちは、ちきんです。

 

皆さんは人生の岐路に立った時、占いを参考にしますか?

 

私は鵜呑みにはしてはいけない、という事も分かっているのですがついつい…💦

昔は占いって面白いなぁ〜という程度で、心理テストの様な感覚で捉えていたのですが、副業として占いをやっている方が身近にいる環境になったことで、興味を持ち始めました。

 

 留学前に手相占いに行った過去記事です ↓

chicken-no-tabi.hatenablog.com

 

 

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さてさて、この時期になると、来年の占い本をよく見かけますよね?

読んでみると…私の来年の運勢、なかなか悪い‼

「転職や引っ越しはあと1年待って」の記載。

しかも複数冊でそういうことが書いてある😱💦

 

いやいや、転職活動中なんですけど💨

しかも引っ越しを伴う予定なんですけど‼

 

気にしない、ことも大事だとは思う一方で私の今までの人生を振り返ってみると、この本の人生の波(?)…当てはまっているんですよね。

  

だからと言って、転職活動をしないわけにもいかないし…。困ったもんです。

1冊だけで書かれているならまだしも、複数って💦

 

皆様はいかがですか?

毎年運勢が絶頂ではないとは思いますが、運勢の波に乗れるのでしたら、乗りたいですよね。

 

それでは今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

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日本の発展途上ぶりが分かる!臓器移植

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こんにちは、ちきんです。

"臓器移植"の馴染み無いタイトルにも関わらず、クリックして下さりありがとうございます。

 

ピースボートで1,000人以上の乗客がいれば、本当に色んな人がいます。

そして、そこから乗客の家族や友人の話題になることも。

その中には何百人、何千人に一人、という確率の難病に罹っている方の話を聞くこともありました。

 

ここで聞いた臓器移植の話は是非多くの方に知って欲しいと思います。

今回はピースボートで学んだ臓器移植について。

 

 

乗客が講師になれる

ピースボートには多くの著名人の方が乗船して、各分野の講師を務めてくれます。

しかし講師以外の方、つまり乗客も"自主企画"という形で、自分の体験や知識をシェアできます。

 

例えば…ワーホリや留学経験者であればその体験談を興味のある人や今後予定している人に話したりして情報共有!その他にも「〇〇県出身!」「〇〇が好きな人集まれ!」「〇年生まれの人集合!」というようにゆる~くコミュニティを作るきっかけにもなります。

 

つまり、この臓器移植の話は医療関係講師のものではなく、一般人の体験談です。

自分自身や自分の身近にいる人にいつでも起こり得ることなのだということを前提にして頂けたら幸いです。

 

 

臓器移植の意思表示

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日本だと身近にあるのは…運転免許証でしょうか?

それにより臓器移植の意思を第三者に伝えることができますが、意思表示をしている人が少ないのが、日本の現状。

 

では、他の国はどうか?と言いますと…

世界で見ると、臓器提供者数が断トツで多いのはスペイン。

 

世界一周中に立ち寄った国が例に挙がり、より具体的なイメージができたのと同時に「国毎でこんなにも違うのか!」と衝撃。

 

 

発展途上の日本

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上記の例からも分かるように、日本の臓器移植は発展途上だと言わざるを得ません。

 

その理由として

  • '97年まで移植は家族間に限られていた。
  • '00年以降もしばらく15歳以下が適用外だった。
  • 移植できる病院が限られ、医師と移植コーディネーター不足。

等々…。

 

その一方で日本は医療の質も良く、健康保険のシステムも良い‼そう。

制度的にも国民の意識的にもまだまだ発展途上ですが、改善できる余地はありそうです。

 

講師の中には海外スタッフの方もいたので、日本に住んでいると感じたことの無かった、他国から見た日本というものを教わることもできました。

 

 

子供の臓器移植

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15歳以下の臓器移植がしばらくの間認められていなかったことから、子供の臓器移植は成人のそれよりももっと歴史的に遅れていることが分かった所で、子供の心臓移植に着目します。

 

臓器移植をする為にアメリカに行く、というシーンをテレビで観たりしませんか?

それもそのはず‼

日本とアメリカを比べると…

 

  • 1年間で日本の心臓移植の件数が1件だけなのに対し、アメリカだと300件近く行われている。
  • 日本で3年以上待たないといけないものが、アメリカだと3か月で済む。

という事実が‼👀

 

ただ、それなりの飛行機の準備や医療関係者が必要になってきますし、そこから手術やその後のことも考えると3億円という大金と多くの人の協力が必須になります。 

  

手術後は再び学校に通えたり、社会復帰できる人やスポーツを楽しむ子もいる、とのこと。

その後日談を聞くと、国が違うだけで救えない命が多いのだということに気づかされます。

 

 

 

おわりに

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講師の方の言葉を借りれば「臓器移植をしよう!」ということではなく、興味を持ってくれること、家族との話し合いが大切だということが伝われば嬉しいです。

 

私自身も学生時代に脳死や臓器移植について調べたことがあります。

臓器移植を望む側にも、提供する側にもそれぞれのストーリーがあり、一筋縄ではいかないことも分かったつもりです。

 

また移植してみないと本当に適合しているかどうかが分からないし、成功したからと言って完治する訳では無いことは臓器移植を待つ知り合いに教えられました。

 

そういった知り合いがいたので、ピースボートでの講演は食い入るように聞いていたのですが…講演者の実話や他国との差を知り、移植が必要な人は思った以上に多い一方、意識の低さを痛感しました。

 

繰り返しますが「移植しよう!」と促すのではなく、興味を持って下さること、"NO"でも構いません‼興味を持って下さった上で意思を示すだけでも、日本の臓器移植に対する意識は変わってくると思います。

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。 

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