ちきんの世界一周体験記

英語もできない、方向音痴が25歳の時、船旅での世界一周。

世界一周中に知った、生きづらさ

こんにちは、ちきんです!

いつも読んで下さる方々、ありがとうございます!!

 

書きたいことはたくさんあるのに

会社と家でもPCを使うと…

凄く目がショボショボ(+_+) おかげで更新が遅いです。

 

さて今回は旅行中に知った、生きづらさについて綴りたいと思います。 

(このテーマを扱うとは…

私自身もやはり疲れているのだろうか…)(・.・;)

 

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フィンランドにて(^_^)虹色を見るとつい反応してしまう。

 

 

水先案内人とは

ピースボートには様々なゲストの方が乗船し、船内では"水先案内人"と呼ばれています。

講演会をメインに色んな企画を開催してくれました!(*゚▽゚*)

ピースボート=平和船 と名称が付いている位なので、"平和"を軸として、様々なテーマが扱われます。例えば人権問題環境問題等…

 

私にとって水先案内人の方々との出会いは

寄港地で色んな国に行き、たくさんの人とモノに出会ったことと同じ位、刺激的でした‼︎

帰国してしばらく経った今でも頻繁に頭をよぎり、色んな場面で考えさせられています(^^)

 

最終的に総勢で何名、乗船したか分からない程

代わる代わる乗られて、その度に有意義なお話を聞くことができました。

今考えても凄い体験だと思います!!

 

東ちづるさんの講演

その中でも、"生きづらさ"というものを教えて下さったのは

女優の東ちづるさんです。

親しみやすいお人柄と

言葉には心が温かくなるフレーズや心をしっかりと支えてくれる力強さが感じられました。

 

講演ではドイツ国際平和村の体験や発達障がいLGBTsについて語ってくれました。

お恥ずかしい話、それまでLGBTsの単語を知らず…

無知で申し訳ございません(・.・;)💦

 

導入として、LGBTsの方の割合が「13人に1人」とお話された時

会場が「へぇ~」とザワつき、その時は「結構な割合でいるもんだな…」位にしか思っていなかった私。

しかし会場の中にはクスクスっと笑った方もいたみたいで…

 

「笑わないで下さい!今、笑ったことで傷ついた人がいます。

13人に1人ということは、この会場にも居るということで、それは隣に座った方かもしれないのですよ‼︎」と一蹴。

その言葉でハッとしました。

「そうか、もしかしなくても私が今まで出会った人の中にもいたんだ!」という思いと

ハッキリ注意したその姿が素敵すぎて(゜-゜)

 

生きづらさのカミングアウト

企画の一端で"生きづらさ"をテーマに聞く機会がありました。

そして、勇気を持ってその体験談を話してくれたのは乗客です。

 

所謂カミングアウト、です。数人の方が自ら進んで、みんなの前でお話してくれました。

例えば「対人関係が凄く苦手なんです」「実はLGBTsのTなんです」という風に。

 

その中には乗船初日から仲良くなってくれた子や、寄港地で一緒に行動してくれた子もいて、「えっ?そうだったの?!」と驚きました。

それまで"生きづらさ"を自分や他人に結びつけたことはなく、

講演を聞いて、初めて「普段日常で感じていたあの感覚は"生きづらさ"」だったのか…と思うようになりました。

 

昔から「女の子らしくしなさい!」「お姉ちゃんらしくしなさい!」

こういった言葉がたまらなく嫌でした。

"~らしく"って何ぞや?と疑問しか浮かびません。

最近は「早く結婚しなさい」良いじゃないか、別に‼︎  (・Д・)ノ

 

最後に

世界一周で知った、"生きづらさ"。

カミングアウトにより、その人が抱え込んでいる悩みを共有できました。

言われないと全く気付かなかったけれど、言えないこと自体も悩みになっているなんて…難しい。

 

世界を旅して日本は安全、水道水も飲める、公衆トイレは綺麗…と良い所を再発見することも多かったのですが…日本の常識がズレていることにも気付かされました。

人権問題としては遅れている…というのが正直な感想です。

 

日本の常識をすぐに変えるのは難しいと思います。

けれど、少しずつ個人が変わっていけば生きやすい国になることも夢ではないのかな、とも感じました。

 

今回もお読みいただき、ありがとうございました!!(*^^*)

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