今回はフィリピン、セブ留学で感じた
お墓の話です。
語学学校の近くに霊園があったことから
散歩がてら、何回か訪れたことがあったのですが…
あまりにも日本の墓地と違いすぎて
文化的にも面白い！と感じたので、ご紹介致します(^^♪
散歩の名所!?
ウォーキングやランニングをする人がめちゃくちゃ多い‼
日本で「墓地でのランニングが日課なんです～」と言った時には
変人扱いではないでしょうか？(｡･ω･｡)
墓地、と言いながらも名前が＂メモリアルパーク＂
と呼ばれているので、イメージとしては公園の意味も持っている
と考えれば分かりやすいかと思います(^^)
確かに他の場所に比べ
雑多もなく、通路も整備されていて
ランニングコースとしては最適かもしれません。
石棺まる見え！
フィリピンはキリスト教の国です。
宗教上のことから、フィリピンでは土葬が主流になります。
その為、骨壺ではなく石棺になるのですが…
石棺、お墓の区画内に普通に置いてあります(;・∀・)
埋まっているものだと思っていたので驚きました！
最初、見かけた時は墓碑か何かだと💧
火葬より土葬の方法が取られておりますが…
火葬は費用が高い！ことも理由の一つだとか。
立派すぎるお墓
お墓のふり幅が広い‼
これに一番驚きました(°_°)
私たちが持つ、クリスチャンのお墓のイメージは
↓ 大体、コレじゃないですか??
世界一周の時もクリスチャンのお墓を何回か
見かけましたが、大体、この様式だった気がします。
私自身、この位のサイズで丁度良いと感じております。
しかし‼
霊園の奥に行けば行く程グレードが上がるのか
立派になっていく‼∑(ﾟДﾟ)
柵に囲まれた小屋位のサイズの建物を発見。
最初は墓地の管理人の為の建物なのかと思っておりました。
中を拝見すると、石棺が並べられ、壁には生前の写真があるのを見て
やっと「ここってお墓なの？👀」と認識できた位、立派。
更には「え…?家じゃん👀」
オシャレな家だと思った方‼いるはず！
お墓なんです💦( ﾟДﾟ)
2階のバルコニーには飲物片手に景色を眺めている方もいて
死者の為だけではない、ということを感じました。
極めつけは
と思わず、目を見開いてしまいまったこちら。
とにかく立派！
私がこんなお墓を建てられた時には
恐れ多くて、玄関先（？）でオロオロしてると思います(;・∀・)
ここの区画は恐らく、一番高級なエリアなのでしょう。
知り合いが「まるでホテルのようだ」と例えた墓地もあり、
霊園感がまるでありません！
人がいない、ホテルのエントランス。
観光客がいない、観光地。
…そんな感じです。
何故、大きいの?
1つ1つのお墓の区画が大きいのにはもちろん、理由があるようで…
大勢、親戚が集まれるようにする為、とのこと。
確かに、（学校の先生に聞く限り）フィリピンの家族は多いです。
花に注目！
多くのお墓には綺麗な花が並べられております。
何となくですが、赤い花が多かった！
花束、切り花というよりは
バケットに入ったようなフォルムです（写真左下）
霊園前には商店街（？）のような道路があるのですが
そこの一番、霊園に近いお店は花屋さん。
車やバイクで霊園に入って行く人がいると
花を持ってダッシュで駆け寄り、花を売るスタイル。
中には幼稚園や小学生位の子供もいます。
めちゃくちゃ立派なお墓を建てる方や
ピカピカの車に乗って、参拝に来る方もいる一方
小さい子が一日中、花を売っている姿を見ると
考えさせられましたね(・_・)
キリストが見守っている
広い霊園の敷地内中央には小さな教会があります。
そこでは蝋燭が絶えず燃えていて
参拝者が後を絶たないことが分かります。
実際、夕方に散歩すると毎回見かける方もいました(*^^*)
教会の中にもキリストはいるのですが
モニュメントとしてもキリスト像を見ることができます。
キリストが立っているドーム下には噴水らしきものが。
（ただ、装置はあるものの、動いてはいません）
おわりに
個人的に私が驚いた、フィリピンのお墓編でした(^^)/
観光地ではないので、ガイドブック等には載っていない場所です。
しかし、それなりに有名な所のようで
学校内で人づてにおススメの場所、として紹介されました。
日本と同じく死者が眠る場所ではあるのですが
怖い、という感覚よりは教会行った時のような
神聖な感覚の方が勝っていた気がします。
参拝に来る方はもちろんですが
ランニングをしていたり、友人と談笑していたり
飲物を飲んでいたり…日常生活の一部として取り入れている
フィリピンの方の雰囲気がそうさせてくれたのかもしれません。
今回、お墓の写真を撮る際
手を合わせて、祈ってから撮らせて頂きました(^^.)
学生時代、授業中に似たようなことがあったので…
それでは、お読みいただきありがとうございました✨
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